菅家さん「わたしは殺していない」=裁判所の謝罪「判決前に」-足利事件再審初公判

10月21日10時55分配信 時事通信

 栃木県足利市で1990年、4歳女児が殺害された足利事件で、無期懲役確定後に釈放された菅家利和さん(63)の再審初公判が21日、宇都宮地裁(佐藤正信裁判長)で開かれ、菅家さんは罪状認否で「わたしは殺していません。真犯人は別にいます」と述べ、無罪判決を出すよう求めた。佐藤裁判長は、弁護側が求めた裁判所による謝罪について、「公平中立に臨みたいと考えているので、最終的な判決の前に裁判所の姿勢を示したい」と述べた。
検察側は無罪論告する方針で、来年春ごろに判決が言い渡される見通し。弁護側は冤罪(えんざい)に至った経緯の検証を求めており、法廷でどこまで究明されるかが焦点。初公判では、検察側が91年に起訴された内容を読み上げた。罪状認否の後、弁護側は「今度こそ足利事件の真実を裁判所に見抜いていただきたい」と主張した。
 この後、有罪判決を出した一、二審での証拠について、裁判所が概要を提示した。
午後は弁護側が、有罪の根拠とされた警察庁科学警察研究所のDNA型鑑定と、捜査・公判段階での菅家さんの「自白」について、証拠から取り除くよう申し立てる。菅家さんが「自白」した様子を録音した取り調べテープの再生や、当時の取り調べ検事の証人尋問も求める。
一方、検察側も冒頭陳述で菅家さんの無罪を求め、その証拠として再審開始の決め手となったDNA型再鑑定を行った検察側鑑定人を証人請求する予定。ただ、これ以外の立証は行わず、早期結審を求める方針。 

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ドイヒーな話だが、損害賠償で落ち着くのであろう。問題は、一連の幼児を性暴行して死に至らしめた真犯人がまだのうのうとしている事。警察は再捜査もせずに、迷宮入りしている。加齢とともに、性欲は落ちるとともに成りを潜めた格好だが、マスコミも高相とかしゃぶPとかどーでも良いので、この事件の真相を求める世論を煽って欲しいものである。